記録日で簡易なCRM(顧客管理)をしてみよう スナック編

本記事では、カレンダーアプリであるAnnounceを使って、簡易的なCRM(顧客管理)を実現する方法を紹介します。
CRMとは?
CRM(Customer Relationship
Management)は、顧客との関係を管理・最適化するためのシステムです。
簡単に言えば「お客さまの情報ややりとりを一元管理できるツール」です。
代表的なCRMとしては、Salesforce(セールスフォース社)などが有名です。
CRMで管理できるもの
- 顧客情報(名前、連絡先、住所など)
- 商談履歴(過去のやり取り、提案内容など)
- 顧客の要望やフィードバック
- 売上や契約状況
活用されている業種
- ・飲食店
- ・美容室
- ・小売業
- ・フィットネスジム
- ・ソフトウェア企業
- ・習い事
- ・製造業
- ...etc
ほぼ全ての業界・業種で活用されています。
こうしたCRMを活用することで顧客対応がスムーズになり、営業活動に集中できるようになります。
ただし、導入にはコストや手間がかかるため、小規模ビジネスにはハードルが高いこともあります。
Announceで顧客管理という提案
Announceでは「記録日」という機能を活用して、簡易的なCRMを実現できます。
記録日とは?
Announceでは予定を作ることでカレンダー上に表示し、予定の一覧を見ることができます。
それとは別軸で「記録日」という機能を使うことで、予定とは別に日付ごとに情報を記録できます。
似た概念として「祝日」がありますが、これは全員が共通のもので、記録日は、あなた個人に関わる特別な日付を設定することが可能となっています。
お客さんの誕生日を祝ってあげよう
記録日を用いることで、お客さんの誕生日を簡単に管理できます。
誰かの誕生日って、他のアプリであれば予定として組み込んで管理するかと思いますが、Announceでは記録日として登録することで予定とは別に管理できます。

「次の周期」という項目であと14日と表示されてますね。
お客さんの誕生日がそろそろ近づいてきているので、何かプレゼントを買ってあげるのも良いかもしれません。
また、メモ欄に「甘いものが好き」など、その人の好みに合わせた情報を記録しておくと、何を買えば喜んで頂けるか検討できますね。
お客さんの初来店日を記録しよう
お客さんの初来店日も簡単に管理できます。

「経過日数」という項目で、もうそろそろ一年経過することがわかります。
お客さんが覚えていないかもしれないので、こちらから初来店から1年たつことを伝えてあげると喜ばれるかもしれません。
メモ欄にも、その時に会話した内容を記録しておくと良いでしょう。
「そんなこと覚えてたの?」と、嬉しくなってしまいそうです。
以上が、スナックで使えるAnnounceによるCRMの活用例でした。
使い方によっては、まだまだユースケースが考えられるかもしれません。
忙しさなどからうっかり忘れてしまうことを防ぐために、
サクッとスマホで記録しておくだけでも、記憶より確かな情報として残すことができます。